2012年のNBAドラフト1巡目14位でミルウォーキー・バックスに指名されたジョン・ヘンソンが、NBAからの引退を正式に表明した。ヘンソンはデトロイト・ピストンズでプレイした2019-20シーズンを最後にNBAのコートから離れていた。 『RG.org』のインタビューに応じたヘンソンは、「(NBAキャリアは)もう終わっているよ(笑)。長くプレイできて本当に恵まれていた。たくさんのチャンスに恵まれたよ。まだ33歳だから、次に何をしたいかを探ったり考えたりする時間はある。今のところ順調だよ。NBAを離れて3年目、いろいろな会社でいろいろなことができるし、自分に興味も持ってもらえるし、本当感謝しているんだ」と、引退後の生活が充実していることを明かした。 ヘンソンはノースカロライナ大学で3年プレイした後にNBA入り。しかしプロでは思うように結果を残せず、キャリア通算成績は平均7.6点、5.3リバウンドだった。2020年以降もGリーグや他の場所でプレイするチャンスはあったものの、コートから去る決断を下したという。 その後はスポーツメディアの世界に足を踏み入れた。カレッジバスケの解説や番組出演など、様々な場で活躍。こうした状況を楽しんでいると語った。 「毎年新しいチャンスがある。バスケットボールと同じで、ハードワークし、落ち込まず、準備し、適切な人々に会い、適切な人々を知り、適切な方法で人々に接することで、自分を前進させることができるのさ」