ゴールデンステイト・ウォリアーズをウェイブされたクリス・ポールは、サンアントニオ・スパーズとの契約に合意したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。ポールがウォリアーズからウェイブを通告されてから、わずか数時間後の一報となった。 39歳のポールはキャリア20年目を過ごす新天地で、2年目のビクター・ウェンバンヤマとともにプレイする。昨季途中の3月にウォリアーズ戦を落とした際、グレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)はポールについて、「彼はリーグ史上最高の競争相手の一人だ。偉大なリーダーであり、偉大なライバル。彼を見るのはいつも楽しいよ」と称賛していた。 スパーズは、昨季途中までポイントガードとして起用されたジェレミー・ソーハンがおり、今年のドラフト1巡目4位で指名したステフォン・キャッスル(コネチカット大学)も、NBAでポイントガードとしてプレイしたいと語っている。歴代3位の通算1万1894アシストを記録しているポールの経験とスキルは、2人にとって大きな学びとなるだろう。