日本時間5月22日(現地21日)、ボストン・セルティックスは本拠地でインディアナ・ペイサーズとのプレイオフ・カンファレンス決勝第1戦を戦い、133-128で勝利した。 第4クォーター残り6.1秒、3点ビハインドのセルティックスはジェイレン・ブラウンが体勢を崩しながらもコーナースリーを沈めて同点とすると、延長ではジェイソン・テイタムが10点を記録。さらには、ドリュー・ホリデーもシーズンハイとなる28点を記録している。 26点を挙げたブラウンは、「NBAプレイオフへようこそ。自分の感情をコントロールしないと。何だって起こり得るからね。終了のブザーが鳴るまで終わりじゃないんだ。僕たちは最後の最後に勝つ方法を見つけたのさ」と、激闘を振り返っている。 また、延長に持ち込む3ポイントについては、「ドリューがいいパスをくれて、(デリック・ホワイト)もいいスクリーンをセットしてくれた。あとは知っての通りさ」と、チームメイトのサポートを称賛した。 ペイサーズはタイリース・ハリバートンが25点、10アシストをマーク。チーム全体で13本の3ポイントを決め、ペイント内でも56点を奪った。しかしセルティックスのディフェンスは固く、ブラウン、テイタム、ホリデーにそれぞれ3スティールを許した。なお、セルティックスはプレイオフの試合で3人が25点、3スティール以上を記録した、史上初のチームとなっている。 地元で1勝を挙げたセルティックスは、ホームコート・アドバンテージを維持することに成功。アル・ホーフォードも「何としても守り抜く」と語っている。 ペイサーズのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、「この試合では良い部分もたくさんあったので、最後にいくつかのミスが生じたのは不運だった。ただ、これがNBAのプレイオフ。我々はそこから学び、立ち直らなければいけない」と、次戦での巻き返しを誓った。 第2戦はボストンで24日(同23日)に行なわれる。