5年ぶりプレイオフ進出のマジック、若き大黒柱パオロ・バンケロが自負「飛躍する力はあると感じていた」

オーランド・マジックはイースト5位(47勝35敗)でレギュラーシーズンを終えた。日本時間4月21日(現地20日)から4位クリーブランド・キャバリアーズ(48勝34敗)とのプレイオフ1回戦がスタートするなか、選手たちは自信をみなぎらせている。『オーランド・センチネル』のジェイソン・ビード記者が伝えた。 若いマジックはジャマール・モズリーHC(ヘッドコーチ)の元、チーム一丸となって奮闘。2年目の21歳パオロ・バンケロが平均22.6得点、6.9リバウンド、5.4アシストをマークすれば、3年目の22歳フランツ・バグナーが平均19.7得点で続き、3年目の22歳ジェイレン・サッグス、シックスマンの23歳コール・アンソニーも中核を担っている。 シーズン47勝は2010-11シーズン(52勝)以来で最多。2019-20シーズン以来のプレイオフ進出を果たし、初のポストシーズンとなるサッグスは「特別な瞬間」と喜んだ。 レギュラーシーズンでは、ボストン・セルティックスに1勝2敗、ニューヨーク・ニックスに3勝1敗、ミルウォーキー・バックスに2勝2敗、キャブズに2勝2敗とイースト上位陣と対等に渡り合ったマジックだが、プレイオフ経験のある選手はジョー・イングルズ、ギャリー・ハリス、マーケル・フルツ、ジョナサン・アイザックの4人しかいない。 それでも、若きエースのバンケロは、「僕らはみんな、昨シーズンを終えて、今シーズンに飛躍するだけの力があると感じていた。チーム全体の期待だったし、みんな誇りに思っている」と自分たちの成長に胸を張る。 また、バグナーも「ほとんどの選手はプレイオフに出たことがない。楽しむのはいいことだが、ただプレイオフに出るだけではダメなことも分かっている」と語り、シリーズ勝利に意欲を燃やしていた。

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