かつてボストン・セルティックスやロサンゼルス・レイカーズなどで活躍したラジョン・ロンドが、NBAからの引退を表明した。ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演したロンドは、ホストのマット・バーンズからの質問に対して「そうだね、(キャリアは)終わった。子どもたちと過ごしたいんだ」と語った。 ロンドはロサンゼルス・レイカーズとクリーブランド・キャバリアーズに在籍した2021-22シーズンを最後に、NBAのコートから離れていた。 ロンドは「試合を通して多くのことを学んだからこそ今の自分がある。いつもみんなに言うんだけど、これは夢じゃなくて目標だった。大学ではあまりパーティーにも行かなかった。そうした犠牲を払ってでも、なりたい自分になる価値があった」と、NBA選手になるために努力していたことを明かした。 2006年にボストン・セルティックスに入団したロンドは、アシスト王に3度、スティール王に1度輝いた。オールディフェンシブチームに4度選出され、セルティックスにいた2008年とレイカーズにいた2020年には優勝も経験している。 キャリア通算では957試合に出場し、平均9.8点、7.9アシスト、4.5リバウンド、1.6スティールを記録している。