アンソニー・エドワーズが相手選手越しの“ポスターダンク”に喜び「あんな風に決めるのが夢だった」

ミネソタ・ティンバーウルブズは日本時間3月19日(現地18日)に敵地で行われたユタ・ジャズ戦を114-104で制し、3連勝を飾った。この試合でアンソニー・エドワーズが決めた豪快なダンクが「年間最優秀ダンク?」と注目を浴びている。 この日、両チームトップの32得点(フィールドゴール13/23、3ポイント2/8、フリースロー4/4)、7リバウンド、8アシスト、1スティール、2ブロックをマークしたエドワーズ。話題のプレイが飛び出したのは、第3クォーター残り5分29秒だった。 ニキール・アレクサンダー・ウォーカーからパスを受けたエドワーズは、そのままゴール下に飛び込み、ジャズのジョン・コリンズの上からトマホークダンクをお見舞い。敵地デルタ・センターは騒然となった。 『AP通信』のジョン・クーン記者によれば、エドワーズは「リムの近くにいたわけじゃなかったから、外すかと思ったけど、神様のおかげで決められた」と語ったという。 エドワーズはダンクの際にコリンズの顔が手にぶつかり、左手薬指を脱臼。直後のタイムアウトでロッカールームに下がり、処置を施してテーピングをしてゲームに戻った。一方、コリンズは脳震盪の疑いがあり、頭部打撲で第4クォーターはプレイしなかった。 ウルブズのマイク・コンリーは、エドワーズの動きについて「まるで猫だ」と表現。“鳥人”ビンス・カーターのようなダンカーに憧れて育ったエドワーズは「あんな風にダンクするのが夢だったから、ゾクゾクするよ」と満足げに語った。NBA公式X(旧ツイッター)も「ダンク・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀ダンク)?」と、全アングルの動画とともに取り上げている。 エドワーズはまだNBA4年目の22歳。これから数えきれないほどの“ポスターダンク”を決めていくに違いない。

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