ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソンと優勝を知るベテランが存在感を発揮するゴールデンステイト・ウォリアーズだが、ジョナサン・クミンガ、トレイス・ジャクソン・デイビス、ブランディン・ポジェムスキー、モーゼス・ムーディーといった若手たちの貢献も見逃せない。 なかでもクミンガは、日本時間3月17日(現地16日)に敵地で行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦で23点を記録しただけでなく、レブロン・ジェームズのディフェンスでも奮闘。128-121での勝利を後押しした。そんな21歳の若きフォワードをトンプソンが大絶賛した言葉を、『NBC Sports Bay Area』のテイラー・ワース記者がレポートしている。 「ジョナサンの活躍は素晴らしい。跳躍力とスピードを備えており、NBA最高のアスリートかもしれない。彼はフランチャイズの未来であり、我々が今シーズン目指している場所に行くためには彼が必要だ」 クミンガはルーキーだった2021-22シーズンから跳躍力に優れたダンクが知られていたが、3年目の今季は先発に定着。ここまで65試合に出場し、平均26.1分で16.2点、4.8リバウンド、2.1アシストを記録している。また、カリーに次ぐチーム2位の得点を挙げることも少なくない。 チームはウェスト9位に位置しており、プレイイン・トーナメントからポストシーズンを戦う可能性がある。2年ぶりの頂点を目指すなかで、進境著しいクミンガを筆頭とする若手たちの飛躍はチームにとって心強いに違いない。