日本時間2月26日(現地25日)、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが敵地フットプリント・センターで行なわれたフェニックス・サンズ戦に先発出場し、ゲームハイの28点をマークした。しかしチームは113-123と10点差で敗れている。 37分出場したジェームズはフリースローこそ4本中3本落としたものの、フィールドゴールを12/19、3ポイントを3/6とシュートを高確率で沈めた。さらに7リバウンド、12アシスト、2スティール、1ブロックとオールラウンドに活躍している。ともに先発した八村塁は、26分で13点、4リバウンドをマークした。 NBAオールスター後、1勝2敗と負け越しているレイカーズは、29日(同28日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦以降、3月中旬までホームアリーナでの戦いが続く(※クリッパーズ戦はレイカーズがアウェイ扱い)。そんななかで注目されるのが、ジェームズの通算4万得点達成の瞬間だ。 サンズ戦終了後、ジェームズのレギュラーシーズン通算得点は3万9926点となり、4万点まであと74点に迫っている。今季ジェームズの平均得点は24.9点のため、このペースを維持するとクリッパーズ戦から3試合目となる、3月3日(同2日)のデンバー・ナゲッツ戦での達成が見込まれる。無論、ジェームズのコンディションやチーム状況にもよるが、それまで連戦がないことも、ナゲッツ戦での大台到達を予想するのに十分な根拠と言えそうだ。 プレイイン・トーナメント出場のボーダーラインであるウェスト10位であることから、ジェームズも自身の記録より目先の勝利を重視していそうだが、試合を経るごとに歴代初の快挙への注目は増していくだろう。