ロサンゼルス・レイカーズのスペンサー・ディンウィディーが、契約後初めてチーム練習に参加した。練習後、メディアのインタビューに応じたディンウィディーは、以前所属していたダラス・マーベリックスではなくレイカーズを選んだ理由のひとつを明かしている。 「例えば子どもの頃、いじめっ子にやられて泣いて帰ってきたとする。ダラスは母親のように『大丈夫、気にしないで』と言ってくれる存在だ。一方でレイカーズは父親のように『勝つまで戦ってこい』と言うような存在なんだ。分かるかな? 今の自分にはそういうものが必要だと感じたんだ」 また、ブルックリン・ネッツからトロント・ラプターズにトレード後、ウェイブされてから最初にコンタクトしてきたのがレイカーズのロブ・ペリンカだったという。一緒にレイカーズのホームでニューオーリンズ・ペリカンズ戦を観戦し、好印象を抱いたと明かした。 ディンウィディーはワシントン・ウィザーズ在籍時に八村塁と、マーベリックス在籍時にクリスチャン・ウッドと、ネッツ在籍時にディアンジェロ・ラッセル、トーリアン・プリンスとプレイした経験がある。 レイカーズのダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は、「彼はすぐにチームに馴染んでくれるだろう。我々がサポートするから『ミスを恐れるな』と伝えてある」とコメントしている。 レイカーズは2月14日に本拠地でデトロイト・ピストンズと対戦する。「その時々で必要なことをやるべきだと強く信じている」と語るロサンゼルス出身のディンウィディーは、地元で新天地デビューを飾ることとなるだろうか。