レイカーズがトレード回避の理由は「適切な一手」の欠如 レブロンの「この仲間が気に入っている」発言も後押し

NBAはトレード期限日が日本時間2月9日(現地8日)で終了。27勝26敗でウェスト9位のロサンゼルス・レイカーズは動きを見せず、ロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)がその理由を説明している。『ESPN』のデイブ・マクマナマン記者が伝えた。 レイカーズは今季、レブロン・ジェームズが平均24.9得点、7.4リバウンド、7.6アシスト、アンソニー・デイビスが平均24.8得点、12.2リバウンド、3.9アシスト、2.4ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが平均17.3得点、オースティン・リーブスが平均15.5得点、八村塁がシックスマンとして平均11.1得点を記録。しかし、二枚看板に次ぐタレントは少々パンチ力に欠け、アトランタ・ホークスのデジャンテ・マレーのトレード交渉が行われていると噂されていた。 しかし、レイカーズは最終的にトレードを行わず、既存メンバーを中心に戦うことを選択。2月9日(同8日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦(106-114)前に取材に応じたペリンカGMは、「売りに出されていない家を買うことはできない」「我々は、チームをより良くするために資産を使う方法を探すことに多くの時間を費やしてきた。しかし、適切な一手はなかった」と説明している。 「できることはすべてやったが、市場は水物で、売り手はほとんどいなかった。売り手が少なく、買い手が多い場合、価格は一気に上がる。動かない方がいいこともある。(2029年の)ドラフト1巡目指名権1つ、それが我々が交渉に使える唯一の“釣り針”だった。今年6月のドラフトの時には、ドラフト1巡目指名権は3つある。より大きな動きをするならそこだろう」 ペリンカGMによれば、トレードデッドライン前に主軸であるジェームズと会話の場を持ち、ジェームズからはどんなロースターであろうと、レイカーズをどこまでも牽引する責任を果たすという旨の言葉を受けたという。また、ジェームズが「この仲間が気に入っている」と言っていたことも明かしている。 レイカーズは、ブルックリン・ネッツからトロント・ラプターズへトレードされ、その後ウェイブ(保有権放棄)となったスペンサー・ディンウィディーの獲得が噂されている。ペリンカGMは「バイアウト市場にはいい名前の選手が揃っている。我々はバイアウトの選手と契約できる立場にある。そこでチームをグレードアップする方法を探るつもりだ」と語っており、プレイオフ進出に向けて体制を整えることになりそうだ。

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