かつてメンフィス・グリズリーズなどで活躍したセンターのマルク・ガソルが、自身のSNSで現役引退を正式に表明した。母国スペインで選手キャリアをスタートさせたガソルは、NBAではグリズリーズ、トロント・ラプターズ、ロサンゼルス・レイカーズでプレイ。2021年からはスペインに戻っていた。 13シーズン活躍したNBA時代には数々のタイトルも手にしている。11シーズン在籍したグリズリーズ在籍時にNBAオールスターに3度出場。2013年には最優秀守備選手賞、2015年にはオールNBA1stチームに選出されている。さらに2018-19シーズンにはラプターズで優勝を経験した。 レギュラーシーズン通算891試合(先発866試合)に出場し、平均14.0点、7.4リバウンド、3.4アシスト、1.4ブロックを記録した。 また、スペイン代表として2008年北京、2012年ロンドンと2度のオリンピックで銀メダルを獲得。殿堂入りした兄パウとともに、2021年に開催された東京五輪にも出場している。