日本時間1月24日(現地23日)、NBAはリーグと選手会が定めた薬物規定に違反したとして、クリーブランド・キャバリアーズのトリスタン・トンプソンに無報酬での25試合出場停止処分を科したと発表した。 トンプソンは成長ホルモンであるイブタモレンと、ボディビルダーや重量挙げ選手が筋肉増強のためによく使用すると言われているSARM LGD-4033の検査で陽性反応を示したという。今回の処分は25日(同24日)のミルウォーキー・バックス戦から科される。 キャバリアーズはリーグの禁止薬物撲滅プログラムを全面的に支持すると述べるとともに、トンプソンの出場停止期間中はサポートすることを明かしている。 なお、出場停止期間中もトンプソンは遠征の帯同と練習が許可されているが、いずれの試合もティップオフ2時間前までにはアリーナから離れている必要がある。 今季トンプソンは36試合に出場し、平均12.4分で3.8点、3.9リバウンド、1.1アシストを記録している。