ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、今季開幕前にチームからオファーされた2年の延長契約を固辞していたようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、『FanDuel』の番組『Run it Back』に出演した際に明らかにした。 シャラニア記者は、ウォリアーズが2年4800万ドルの契約を提示したとコメント。なお、今季のトンプソンの年俸は4320万ドルのため、提示された金額はおよそ半額となる。 前回大型契約を結んだ2019-20シーズン以降、トンプソンは怪我で長期離脱することが多かったため、ウォリアーズのフロントは今回の契約ではトンプソンがディスカウントに応じることを期待しているのではと、『NBC Sports』のアンジェリーナ・マーティン記者は推察している。 なお、今季のトンプソンは調子が悪く、日本時間12月13日(現地12日)のフェニックス・サンズ戦では27分プレイして、フィールドゴールは10本中2本しか決められず。シーズン通算のFG成功率39.7%、3ポイント成功率34.3%は、いずれもキャリア最低だ。 今季終了後、トンプソンは無制限のフリーエージェントとなる。来年2月で34歳となるシューターは、ここから調子を取り戻し、望むような条件を引き出すことができるだろうか。