サンアントニオ・スパーズがスウィングマンのデビン・バッセルと5年1億4600万ドルの延長契約に合意したようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。バッセルは日本時間10月3日(現地2日)に行なわれたメディアデーで、「長期にわたって“スパー”でい続けたい」と語っていた。 ウォジナロウスキー記者によると契約にオプションは含まれておらず、1億3500万ドルが保証されており残り1100万ドルはインセンティブとなっているという。年々サラリーキャップの上限が上がっていることもあり、総額はスパーズの球団史上最高額となる。 昨季バッセルは平均18.5点、3ポイント成功率38.7%を記録していた。キャッチ&シュートの状況では3ポイント成功率43.2%をマークしており、今季はビクター・ウェンバンヤマからのキックアウトから長距離砲を沈める場面が期待されている。 バッセルはオフにケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)とワークアウトを行ない、そこで多くを学んだと明かしている。 バッセルに高額契約を与えたスパーズだが、2024年オフにも4500万ドルのキャップスペースができる見込み。有望選手の引き留めやFA市場からの人材確保に動くはずだ。