2015年のNBAドラフトで1巡目全体6位指名を受け、昨季はヒューストン・ロケッツに在籍したウィリー・コーリー スタインが、新シーズンはイタリアでプレイする決断を下した。その理由について、『Sportando』に明かしている。 「素晴らしい組織とチームメイトを見つけられて嬉しいよ。自分がヨーロッパ行きを選んだのは、個人スタッツを追うために1対1のバスケットボールが多い今のNBAよりも、戦術的なプレイができるからだ。それにヨーロッパでは82試合すべてが同一なNBAとは違って、すべての試合、すべてのポゼッションが重要なんだ」 NBAでは通算422試合に出場し、平均8.7点、5.9リバウンド、1.4アシストを記録。昨季は10日間契約でロケッツに入団したものの、コートに立つ機会はなかった。しかしまだ30歳。気分も新たに臨む新天地で結果を残せれば、自身の価値を再び証明できるだけでなく、自分のスタイルに合った場所でプレイしたいと考える選手たちにとっても欧州に渡るきっかけを与えることになるかもしれない。