日本時間7月5日(現地4日)、NBAは試合中のフロッピングに対するペナルティについて、今夏のサマーリーグでテストする予定と発表した。 フロップと認定されると、相手チームにフリースロー1本とポゼッションが与えられる。またフロップした選手はノン・アンスポーツマンライク・テクニカルファウルがコールされるが、これは通常のファウルにはカウントされず退場の対象にもならない。 オフィシャルはフロッピングを判定するにあたり、試合を止める必要がない。 2012年には、違反した場合は警告を受け、その後は違反ごとに罰金が科されるアンチフロッピングルールが導入されている。ただしこのルールでは試合中のペナルティはなく、10年前の導入以来ほとんど適用されたことはなかった。 当時NBAはフロップについて、「レフェリーを欺いて不当なファウルをコールさせるか、ファンを欺いて相手選手との接触による影響を誇張し、レフェリーがファウルを見逃したと思い込ませようとすること」 と定義している。 7月下旬にNBAの理事会が開催され、2023-24シーズンのルール変更に関する投票を行なう。サマーリーグで問題なく運用できれば、来季から新ルールとして導入される可能性が高い。