日本時間7月4日(現地3日)、オクラホマシティ・サンダーはユタ・ジャズとサマーリーグ初戦を行ない、95-85で勝利した。サンダーのチェット・ホルムグレンは29分出場し、15点、9リバウンド、2アシスト、4ブロックを記録。新シーズンへ向けて順調な滑り出しとなった。 ホルムグレンは昨年8月に行なわれたプロアマゲームで負傷。右足リスフラン関節損傷のためNBA1年目となる2022-23シーズンを全休していた。約1年ぶりの試合では、ディフェンスではサイズを活かしたディフレクションやブロック、オフェンスではペイントだけでなく巧みなプルアップジャンパーでも加点するなど、攻守で貢献。昨年のドラフト全体2位指名を受けた実力の片鱗を見せつけた。 試合後にホルムグレンは「一度試合の感覚を掴んだら上手くいくようになり、チームとしてもリードを広げることができた」と、ブランクがあるなかでのプレイについてコメントした。 21歳のホルムグレンは昨年のサマーリーグから約5.9㎏も増量。昨季の登録では215.9cm、88.5kgと身体の細さを指摘する声もあったが、ジャズの選手にも恐れることなく身体をぶつけていく場面も見られた。 同じく細身で高さのあるビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)とともに、NBAに新たな時代をもたらす選手となれるか注目だ。 サンダーは日本時間6日(木)8時からメンフィス・グリズリーズと対戦する。