フェニックス・サンズとクリス・ポールが、チームやポールの今後について議論を交わしたようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。サンズの首脳陣、ポール、ポールの代理人を交えて行なわれたミーティングでは、来季契約の全額が保証される日本時間6月29日(現地28日)の前にポールを解雇するという案もあったようだ。 ウォジナロウスキー記者は関係者の話として、サンズはポールの将来についていくつかの可能性を検討していると主張しており、代理人にもそのことを伝えたという。またサンズは、ポールの部分保証契約に関する最終決定を前に、ポールやディアンドレ・エイトンなどを含めたトレードの機会を探る予定のようだ。 『The Athletics』のシャムズ・シャラニア記者は、サンズが解雇、トレード、FAでの再契約など、ポール側に具体的な提案をしていると報じている。 もしサンズが6月29日(同28日)までにポールの契約を破棄した場合、2023-24シーズンのポールの年俸で保証されるのは3080万ドルのうち1580万ドルのみとなる。また、2024-25シーズンの年俸3080万ドルは保証外となっている。 なお、ポールはサンズに残ってデビン・ブッカーやケビン・デュラントとプレイすることを望んでいるという。その一方で解雇となる場合は、FAマーケットに出遅れることがないよう早めの判断を希望しているようだ。