SNS上で喧嘩した新人を、チームが注意!!

SNS上でのやり取りがエスカレートしたロンゾ・ボールとカイル・クーズマに対し、レイカーズが注意を与えた
チーム内での悪ふざけは良くあることだが、ロンゾ・ボールとカイル・クーズマのSNS上でのやり取りはヒートアップし過ぎたかもしれない。
先日、ボールがクーズマを侮辱する内容のラップを公開した。これが発端となり、2人がSNS上で言い合いを始めてしまい、2人が所属するロサンゼルス・レイカーズが『火消し』をする羽目になった。この件に関して、ESPNのラモーナ・シェルバーン記者とオーム・ヤングミサク記者が以下のように報じている。
「クーズマとボールは親友同士なのは分かっているが、レイカーズは念のため2人に『SNS上での喧嘩をやめるように』と注意を与えたようだ。
新人の2人は、シーズン中からお互いに悪ふざけを繰り返していた。しかし、最近になってクーズマが『最も選手に嫌われているで賞』と題したボールをからかうビデオをBleacher Reportに投稿し、その報復としてボールが『カイリー・クーズマ』と題したクーズマをディスる内容のラップを発表したことで、事態は悪化してしまった。
そのラップの歌詞には、クーズマが実父と疎遠であるという内容が含まれていた。クーズマは、実母のキャリーに女手一つで育てられた。」
この騒動を受け、キャリーは自身のツイッターに「もう皆んな十分に楽しんだから、さっさと仕事に戻りなさい」と投稿し、2人に注意を与えた。
このツイートは、今オフに大物フリーエージェント獲得を狙っているレイカーズのためを思ったアドバイスだったのかもしれない。
ESPNのリポートによると、2人のやり合いは既に沈静化しており、両者の間にわだかまりは残っていないという。
2017年のドラフト1巡目全体27位でレイカーズに入団したクーズマは、ドラフト2位で入団したボールよりも優秀な1年目を送った。クーズマはNBAオールルーキー・ファースト・チームに選ばれたが、ボールはセカンド・チームだった。
クーズマは今シーズン77試合に出場し(うち37試合に先発)、1試合平均16.1得点6.3リバウンド1.8アシストを記録した。一方のボールは今シーズン52試合に出場し(うち50試合に先発)、1試合平均10.2得点6.9リバウンド7.2アシストを記録した。