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アンソニー・デイビスのトレードのタイミングがNBA全体に影響を及ぼす?

ニューオーリンズ・ペリカンズのデイビッド・グリフィンHC(ヘッドコーチ)がアンソニー・デイビスのトレードに関するオファーに耳を傾けだしているという報道を受けて、今夏にデイビスがトレードされることがより現実的なものとなった。

そして、デイビスに関する大型トレードのタイミングが、リーグ全体の運命を大きく左右させることが予想されている。

今年1月からトレードを要求していたデイビスの考えを改めさせるべく、新しくヘッドコーチに就任したグリフィン氏は、デイビスをチームに残るように説得していた。しかし、その努力も虚しく、デイビスの考えは変わらなかったようだ。

デイビスの意思が変わらないことが分かった今、グリフィンHCは、来年にFA(フリーエージェント)となるデイビスを今オフに他のスター選手やドラフト指名権とトレードすることが有力視されている。

一方、今月30日に解禁されるFA市場には、ケビン・デュラント(ウォリアーズ)、カワイ・レナード(ラプターズ)、カイリー・アービング(セルティックス)といったスーパースター級選手が続々と出てくる。

そして、デイビスに関する大型トレードがどのタイミングで行われるかによって、球団やFA選手の決断に大きな影響を及ぼすことが予想されている。

ペリカンズにとって、FA市場が開く前にデイビスをトレードするメリットは、今年のドラフト指名権を獲得できるところにある。また、デイビスを獲得することになる相手チームも、デイビスが加わることによりFA市場で有力選手を獲得するチャンスが広がるだろう。

逆にペリカンズがデイビスのトレードをFA市場の解禁日まで待つメリットとしては、FAでスター選手を獲得できなかった球団からより良い条件を提示される可能性が高くなるところだ。特にレイカーズがFAで有力選手を獲得できなければ、死に物狂いでデイビス獲得に動き出すことになるだろう。

また、もしペリカンズがデイビスのトレードをFA市場の解禁日まで待った場合、デイビスがトレードされるまで移籍先の決断を保留するFA選手が出てくることも予想されている。デュラントやレナードに至っては、その可能性は限りなく低いが、アービング、デマーカス・カズンズ(ウォリアーズ)、ジミー・バトラー(セブンティーシクサーズ)らはデイビスのトレード先が決まるまで決断を待つのではないかと噂されている。

パワーバランスを大きく変えてしまう可能性がある今オフのNBA。そのカギを握っているのはデイビスに関する大型トレードを控えているペリカンズで間違いないだろう。今オフのデイビスの行方と、それが影響を及ぼすFA市場から目が離せない。

文:ビタラフ アドル

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