ドラギッチが自身初のNBAオールスターゲーム出場へ!

負傷したケビン・ラブに代わり、ゴラン・ドラギッチがNBAオールスターゲーム2018に出場することが発表された
クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブがNBAオールスターゲーム2018を負傷欠場することが決まったことを受け、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、彼の代役としてマイアミ・ヒートのゴラン・ドラギッチをチーム・レブロンに入れると発表した。
この選出により、ドラギッチは自身初のNBAオールスターゲーム出場を達成すると同時に、スロベニア人として初めてのNBAオールスター選手誕生ということになる。プロ入り10年目となるドラギッチは今シーズン、チームハイの1試合平均17得点と4.8アシストを記録中で、チームも29勝22敗でサウスイースト・ディビジョンの首位(イースタン・カンファレンス4位)を走っている。
プロ入り10年目以上のベテランがオールスターに初選出されるのは、ここ最近でいうと、カイル・コーバー(2015年)、タイソン・チャンドラー(2013年)、サム・キャセール(2004年)以来ということになる。ドラギッチは、2008年のNBAドラフトの全体45位で指名され、2013-14シーズンにはALL NBA Third Teamにも選ばれた。
今回が5回目のオールスター選出だったラブだが、現地1月30日の対デトロイト・ピストンズ戦で左手を負傷したため、今大会は欠場を余儀なくされた。彼は、NBAのヘッドコーチによる推薦でオールスターのリザーブに選ばれ、チームメイトのレブロン・ジェームズ率いるチーム・レブロンでプレイする予定だった。
NBAのルールにより、オールスターに出場予定の選手の欠場が決まった場合、コミッショナーが欠場選手と同じカンファレンスから代役を選ぶ。ラブとドラギッチは2人ともイースタン・カンファレンスのチームでプレイしている。ドラギッチは、NBAのヘッドコーチによるイースタン・カンファレンスのリザーブを選ぶ投票において、リザーブに選ばれなかった選手もしくは代替選手に選ばれなかった選手の中で最多得票数を獲得していた。