2018年5月5日 17:00

デイビッド・フィズデイル氏がニューヨーク・ニックスの次期ヘッドコーチに就任することが分かった

ニューヨーク・ニックスとデイビッド・フィズデイル氏が４年間のヘッドコーチ契約を結んだと、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

フィズデイル氏は、2016年から17年までの1シーズンと数試合の間、メンフィス・グリズリーズのヘッドコーチとして通算50勝51敗を記録したが、今シーズン開幕直後の11月27日（現地時間）に、チームの成績不振を理由に解任された。彼は、グリズリーズのヘッドコーチになる以前に、３チーム（ゴールデンステイト・ウォリアーズ、アトランタ・ホークス、マイアミ・ヒート）でアシスタントコーチを務めている。

ニックスは、レギュラーシーズン終了翌日の現地4月12日に、ジェフ・ホーナセックHCを解任した。主力選手の怪我が相次いだ影響で、ホーナセックHCが指揮した2シーズンの間、ニックスは60勝104敗と大きく負け越した。怪我人続出という不運な要素があったにせよ、チームの再建に失敗したことが、ホーナセックHCが解任された主な要因であることに間違いない。

フィズデイル氏は、現在5シーズン連続でプレーオフ進出を逃しているニックスの、29代目のヘッドコーチになる。