ブリュワーはサンダーへ!!

レイカーズを解雇されたコーリー・ブリュワーはサンダーと契約するようだ
かつてのフロリダ大の英雄とコーチが、NBAで再びタッグを組むようだ。
Yahoo Sportsのシャムス・シャラニア記者が、ベテランのコーリー・ブリュワーとオクラホマシティー・サンダーとの間で契約が合意に至ったと報じた。これにより、2006年と2007年にNCAAを2連覇したフロリダ大のスター選手だったブリュワーとヘッドコーチのビリー・ドノバンが、サンダーで再び合流することとなる。
ブリュワーの去就が噂に上がった日の翌日、彼とドノバンはサンダーのオフィスで話し合いの場を設けたそうだ。
シャラニア記者は、以下のようにリポートしている。
「現地2月28日の夜、ブリュワーとドノバン、そしてサンダーのサム・プレスティGMの3名が話し合いの場を設けた。ブリュワーは、他にもイースタン・カンファレンスの3つのチームからオファーを受けていたようだ。
ブリュワーとドノバンの付き合いは長い。ドノバンはヘッドコーチとしてフロリダ大をNCAA2連覇に導いており、ブリュワーはその当時の中心選手の1人だったのだ。この関係が、ブリュワーがサンダーを選んだ大きな要因になっている。
選手がプレイオフのロスター入りするためには、現地3月1日までにフリーエージェントになっておかなければならない(それ以降に移籍した選手はプレイオフに出場できないため)。その期日を目前に控えた現地2月28日、ロサンザルス・レイカーズとブリュワーとの間で契約のバイアウト(買い取り)が成立した。すぐさまサンダーがブリュワー獲得に動いたが、彼は他にも数チームからオファーを受けていたという。情報筋によると、クリーブランド・キャバリアーズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ワシントン・ウィザーズ、ミルウォーキー・バックスといったチームが、彼に興味を持っていたという。
ブリュワーは、サンダーのウィング選手の控えとして、左膝蓋腱を断裂して今季絶望となったアンドレ・ロバーソンの穴を埋める役割を期待されている。」
今シーズン、ブリュワーはレイカーズの控え選手として54試合に出場し、1試合平均3.7得点、1.7リバウンドを記録している。
昨年、球団運営社長に就任したマジック・ジョンソンの初仕事となるトレードで、レイカーズはルー・ウィリアムズをヒューストン・ロケッツに放出し、その見返りとしてロケッツからブリュワーとドラフト1巡目指名権を獲得していた。
ブリュワーの解雇について、レイカーズのロブ・ペリンカGMは以下のようなコメントを発表した。
「コーリー(ブリュワー)のような選手をチームに迎えられたことは、とても幸せなことだった。コーリーのプロ意識や闘争心は、今後も長きに渡ってレイカーズに受け継がれるだろう。我々は、レイカーズでの彼の活躍に感謝し、彼が今後も素晴らしいキャリアを送ることを祈っている。」
ブリュワーは、他にもミネソタ・ティンバーウルブズ、ダラス・マーベリックス、デンバー・ナゲッツでプレイした経験があり、2011年にはマーベリックスの一員としてNBAチャンピオンも経験している。