バトラーの怪我は右膝半月板の損傷と判明

ウルブズのオールスター選手、ジミー・バトラーが右膝の半月板を損傷した
現地2月24日のMRI検査で、ミネソタ・ティンバーウルブズのジミー・バトラーが右膝半月板を損傷していることが判明した。
現時点ではバトラーの復帰時期は明らかにされなかったが、彼の怪我が靭帯ではなく軟骨の怪我だったというのは明るいニュースだ。
バトラーは現地2月23日の対ヒューストン・ロケッツ戦の第3Qに負傷し、チームメイトの肩を借りてコートを去った。チームは、バトラーの怪我が靭帯断裂である可能性を危惧し、ヘッドコーチのトム・シボドーは彼の復帰時期を予想することもためらったという。しかし、『靭帯断裂により今季絶望』という最悪の事態だけは避けられた。
MRI検査の結果を受け、シボドーHC(ヘッドコーチ)は以下のようなコメントを残した。
「重要なのは、ACL(前十字靭帯)断裂の可能性が消えたことだ。もし靭帯断裂だったら、復帰までかなりの時間を要するからね。だから、我々は彼が1日でも早く復帰できることを望んでいるよ。」
現地2月24日の対シカゴ・ブルズ戦では、バトラーに代わってネマニャ・ビエリツァが先発を務めた。
しかし、シボドーHCはビエリツァだけでバトラーの穴を埋められるとは考えていないようだ。
「ジミー(バトラー)ほどの選手の代わりを務めるのは、1人の力だけでは無理だ。何人かで協力しなければ彼の穴は埋められない。」
バトラーの回復具合については、詳細が分かり次第チームから正式に発表される。
ウルブズに移籍して1年目のバトラーは、今シーズン1試合平均22.2得点を記録し、ウェスタン・カンファレンスのプレイオフ争いをするチームを引っ張っている。現在ウェスト4位のウルブズは、13年ぶりのプレイオフ進出を狙える位置につけている。