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コーチのチャレンジ制度が正式に採択

NBA理事会が、コーチによるチャレンジ制度を1シーズン試験導入することを正式に採択した

NBA理事会が、2つのルール変更を満場一致で採択した。

1つ目は、ある一定の条件下に限り、コーチ側からインスタント・リプレイを要求できる『チャレンジ制度』だ。NBAは、昨年のNBAサマーリーグとGリーグで『call-change program(判定の審議プログラム)』を取り入れており、それは今年の夏に3都市で開催されるNBAサマーリーグ(ソルトレイクシティ、サクラメント、ラスベガス)でも採用されている。NBAでは、まずは来シーズンの1シーズンに限り、このチャレンジ制度を試験導入する。

2つ目は、特定の条件下に限り、NBAリプレイ・センターからインスタント・リプレイを発動できるというルールだ。このルールは昨年のNBAサマーリーグで成功を収めている。

NBAのバスケットボール運営部門代表のバイロン・スプリューエル氏は「このルール変更により、審判のコールの正確性が向上する。ヘッドコーチにリプレイを要求する権限を与えることで、チームやファンがインスタント・リプレイのプロセスに対してより高い信頼を持つようになり、試合の戦術もよりエキサイティングになるはずだ。また、NBAリプレイ・センターがインスタント・リプレイを発動できることにより、試合の流れを遮ることなく、リアルタイムで得点の確認と訂正をすることができるようになる」とコメントしている。

2つのルール変更の詳細は以下の通り。

ー コーチのチャレンジ制度 ー
・各チームは1試合に1度だけチャレンジを要求できる。(チャレンジが成功するか否かは関係ない)
・チャレンジを要求できるシチュエーションは、自チームの選手にコールされたパーソナル・ファール、アウト・オブ・バウンス、ゴールテンディングもしくはバスケットボール・インターフェアランスに関して異議がある場合のみ。
パーソナル・ファールに関しては、試合中のいつでもチャレンジを要求できる。
第4Q(クォーター)の残り2分間と、オーバータイムの残り2分間のプレーに関しては、アウト・オブ・バウンスと、ゴールテンディングもしくはバスケットボール・インターフェアランスに関するチャレンジは要求できない。(審判だけがインスタント・リプレイを発動できる)
・チャレンジを要求するには、まずチームがタイムアウトをコールし、そのあとにヘッドコーチが審判に向かって指をクルクルと回すジェスチャーをする。
・タイムアウトが残っていないのにチャレンジを要求した場合は、タイムアウトを過剰に要求した罰則としてチームにテクニカルファールがコールされ、チャレンジも承認されない。
・チャレンジが承認されないシチュエーションでチームがタイムアウトをコールした場合は、タイムアウトだけが認められ、チャレンジの権利は残る。
・コート上でコールされた判定を覆すには、その判定が明らかに間違っていたことが映像で確認されなければならない。

ー NBAリプレイ・センターによるインスタント・リプレイの発動 ー
試合開始から46分間と、オーバータイムの最初の3分間に限り、NBAリプレイ・センター側からインスタント・リプレイを発動できる。リプレイでチェックする項目は以下の2点。

・得点が2ポイントシュートだったか、3ポイントシュートだったかの判断
・ショットクロック・バイオレーションがあったかどうかの判断

今回のルール変更に伴い、リーグ・オフィスのスーパーバイザーとして『コートサイド・アドミニストレーター(管理人)』が新たに採用される。彼らは、試合中にスコアラーズ・テーブルに常駐し、NBAリプレイ・センターと審判のコミュニケーションを円滑にする手助けをする。コートサイド・アドミニストレーターは、審判のコールやリプレイの判断に関する決定権は持っていない。

 

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