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ダーク・ノビツキー「控え選手の役割も受け入れる」

マーベリックスのダーク・ノビツキーは、控え選手としての役割を受け入れる準備ができているようだ

NBAチャンピオン、NBAファイナルとレギュラーシーズンのMVP、そして数々の歴代記録を塗り替えてきたダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーにとって、このリーグで手にすべき栄誉は殆ど残されていない。だが、もしかすると彼はキャリアの終盤に『シックスマン賞(最も優れた控え選手に贈られる賞)』まで獲得してしまうかもしれない。

ここ数シーズン、マーベリックスはノビツキーを先発センターとして起用していたが、今オフのフリーエージェントでセンターのディアンドレ・ジョーダンを獲得したことで、そのラインナップに変化が起きるかもしれないのだ。NBAデビューから20シーズンをマーベリックス一筋でプレーしてきたノビツキーは、キャリア通算でプレーした1471試合のうち1440試合に先発している。だが、マーベリックスは今シーズンからデニス・スミスJr.、ハリソン・バーンズ、ルカ・ドンチッチら若手選手をローテーションの中心に据えることが濃厚なため、ベテランのノビツキーが先発を外れる可能性が高い。このことについて記者団から質問されたノビツキーは、「それがチームにとって最善の策なら、私は控え選手としての役割を受け入れる」と答えている。

Dallas Morning Newsのエディー・セフコ記者が、ノビツキーのインタビューの様子を以下のようにまとめている。

「ノビツキーは、マーベリックスが若返りを図っていることを理解している。ノビツキーの全盛期は素晴らしかった。しかし、マーベリックスは、デニス・スミスJr.、ハリソン・バーンズ、ルカ・ドンチッチ、ディアンドレ・ジョーダンらを中心として新たなアイデンティティーを築き上げる時期に入っているのだ。
このことについてノビツキーは、『新加入のディアンドレが先発を務めるのは間違いないから、誰かが先発の座を追われるのは当然の流れだ。バーンズが再び4番ポジションをやるのかどうかは分からないけれど、先発を誰にするか決めるのはチームの大きな課題になりそうだ。我々はプレーオフ進出チームに返り咲きたいし、満足いくプレーをして、また昔のように試合を楽しめるようになりたいんだ。』とコメントしている。
ここ数シーズン、ノビツキーは控えのデビン・ハリスやJJ・バレアと相性の良いプレーをしていたので、彼がセカンドユニット(控え)に回るというアイデアにも納得できる。
ノビツキー自身も、控え選手としての役割を受け入れる準備ができているようだ。彼は、『私はチームが強くなることを第一に考えているから、そのためなら控えに回ることも辞さないと、何年も言い続けているんだ。スタッフにも、その考えは伝えている。でも、試合前にウォームアップしてから15分から20分もベンチに座っていたら体が動かなくなるから、出番まではコートサイドでエアロバイクを漕ぐ必要はあるだろうね』とコメントしている。」

2017年初頭頃から、ノビツキー自身は「控え出場を受け入れる準備ができている」と公言していたのだが、マーベリックスのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は彼を先発から外すことを拒み続けてきた。しかし、カーライルHCにとって今シーズンは『試合に勝って結果を残さないといけないシーズン』であり、そのためのベストな判断をする必要があると、ノビツキーはコメントしている。

「チームが勝つためなら、私はどんな役割でも受け入れる。だが、実際にトレーニングキャンプで一緒にプレーしてみないと、どの組み合わせがチームにとってベストなのかは分からない。だから、現時点ではその答えを出せないんだ。最適な先発やローテーションの組み合わせを見極めることが、トレーニングキャンプの目的なんだ。」

今オフに入って左足首に軽めの手術を行ったノビツキーは、先日、術後初めてチームメイトとのスクリメージ(練習ゲーム)に参加した。彼は記者団に対し、足首の状態が良くなりつつあることをアピールしている。

「手術をした足首の状態は良いよ。以前は骨棘が2箇所あった影響で満足なプレーができなかったのだけれど、それらを手術で取り除いたから、前よりも足首が自由に動くようになったんだ。でも、今は腱の方がまだ満足に動いていないから、少し痛みがあるんだ。先日のスクリメージでプレーした手応えはそこまで良くなかったけれど、これからどんどん良くなるはずだと前向きに考えているよ。キャンプインしてレギュラーシーズンが開幕する頃には、きっと100%の状態になっているはずさ。」

マーベリックスは、ジョーダン獲得のためのサラリーの空きを作るため、今オフにノビツキーの契約オプションを一旦破棄し、その後、彼と契約を結び直している。

40歳のノビツキーは、NBAキャリア20シーズン目の昨シーズン、77試合に出場して1試合平均12得点5.7リバウンド1.6アシスト、スリーポイントシュート成功率40.9%という成績を残した。12回のNBAオールスター出場歴を誇るノビツキーは、NBA通算得点記録の歴代5位にランクしているウィルト・チェンバレンまで、あと232得点というところにまで迫っている。
彼は、NBA史上6人しか成し得ていない通算3万得点以上を既に達成している。この記録を達成した外国人選手は、ノビツキーただ1人だ。
今シーズン、彼は、同一球団で21シーズン連続でプレーする史上初の選手となる。

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