現地5月10日、ユタ・ジャズのデニス・リンジー氏がGM(ゼネラルマネージャー)からバスケットボール運営部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデントに、ジャスティン・ザニック氏がアシスタントGMからGMに、それぞれ昇格したことが発表された。 ジャズのスティーブ・スタークス球団社長は「デニスがジャズの球団運営でリーダーシップを発揮する役職に昇格し、ジャスティンが我々の球団に多大なインパクトを与える役職に昇格したことを嬉しく思っている。リーグでも有数の若き才能を持つ重役として、ジャスティンが日々の球団運営に力を発揮してくれることを期待している。彼らのリーダーシップに導かれ、我々は手と手を取り合ってNBA優勝という目標に向かって突き進むだろう」とコメントしている。 ジャズのオーナーを務めるゲイル・ミラー氏は「デニスはチームとスタッフをまとめ上げ、我々の価値を証明してきた。我々は継続性を重視しているので、デニスとジャスティンが引き続き我々のファミリーの一員でいてくれることは、とても幸運なことだと思っている」と、彼らの昇格を歓迎した。 リンジー氏は、サンアントニオ・スパーズの副社長とアシスタントGMを5シーズン務めた後、ジャズのGMを7シーズン務めた。彼はジャズをプレイオフ・チームへとまとめ上げ、チームは2017年と2018年にウェスタン・カンファレンス・セミファイナルに進出した。リンジー氏は2018年のNBA・エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーの投票で2位にランクしている。 ザニック氏は、ジャズのアシスタントGMを5シーズン務めた後にGMに昇格した。彼は2013年からリンジー氏の下で働いていたが、2016-17シーズンの間はミルウォーキー・バックスでアシスタントGMを務め、その後再びジャズのアシスタントGMに復帰した。彼は元々エージェント会社のASM Sportsの人間としてジャズにやって来た。当初、彼はASM所属選手のマネジメントとしてジャズと関わっていた。