モンティ・ウィリアムズ氏がフェニックス・サンズとのヘッドコーチ契約に合意した。 サンズは2018-19シーズンのレギュラーシーズン終了から2週間後にイゴール・ココスコフ前HC(ヘッドコーチ)を解任していた。ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者とThe Athleticのシャムス・シャラニア記者によると、ウィリアムズ新HCは5年契約を結んだそうだ。 サンズのジェームズ・ジョーンズGM(ゼネラルマネージャー)は「モンティ・ウィリアムズを新ヘッドコーチとしてサンズのファミリーに迎え入れられて興奮している。コーチとしても選手としても豊富な経験を持つモンティは、バスケットボールの知識と人生経験をチームにもたらしてくれるだろう。コーチ経験、リーダーシップ、そして地域への貢献に定評のあるモンティは、これから前に向かって進んでいく我々のチームにとって最適な人物だ」という声明を発表している。 ウィリアムズ氏は、ニューオリンズ・ホーネッツとペリカンズで2010年から2015年までの5シーズンの間ヘッドコーチを務め、通算173勝221敗という成績を残している。彼は、その間に2度プレイオフに進出し(2011年と2015年)、プレイオフでは2勝8敗という成績を残した。 ウィリアムズ氏は、交通事故で妻を亡くして以降しばらくの間は仕事を離れていたが、今シーズンからフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のアシスタントコーチとしてコーチ業に復帰していた。シクサーズのアシスタントコーチが他チームのヘッドコーチに就任したのは、昨年のロイド・ピアース氏(現在はアトランタ・ホークスのヘッドコーチ)と引き続き2年連続となった。 47歳のウィリアムズ氏は、ロサンゼルス・レイカーズの次期ヘッドコーチ候補にも名前が挙がっていた。