エネス・カンターはカンファレンス・セミファイナルに出場できるのか?!

オクラホマシティ・サンダーとのプレイオフ・ファーストラウンド最終戦となった第5戦の序盤に左肩を脱臼したポートランド・トレイルブレイザーズのエネス・カンターは、カンファレンス・セミファイナルへの出場が微妙な状態にあるようだ。 現地4月26日のチーム練習に参加したカンターは、肩をさすりながらシューティングのワークアウトをしていた。 カンターは「ブレイザーズはしっかりと俺の肩を治療してくれている。だが、はっきり言って俺の肩はかなり痛いんだ。今は、シャツを着替えたり、食事をするのも困難な状態だ。とにかく、今は日々の状態を確認しないといけない段階だ」と語っている。 118-115で勝利したサンダーとの第5戦でカンターは怪我を押してプレーを続け、最終的に13得点、13リバウンドを記録している。 ブレイザーズのテリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)は、カンターがカンファレンス・セミファイナルの第1戦に出場できることを期待しているようだ。ストッツHCは「カンターの出場の可否について判断するのは時期尚早だ。カンファレンス・セミファイナル第1戦が4月29日(現地時間)と、まだ先なことは不幸中の幸いだ。我々は、試合当日まで判断を保留できるからね」とコメントしている。 今シーズン途中にブレイザーズに加入したカンターは、ブレイザーズで22試合に出場し(うち8試合に先発)、1試合平均13.1得点、8.6リバウンドを記録した。 プレイオフ突入後、カンターは1試合平均13.2得点、10.2リバウンドを記録している。サンダーとのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦でカンターは20得点18リバウンドと大活躍し、エースのデイミアン・リラードに「この試合のMVPだ」と賞賛されている。 カンターは軽いワークアウトと筋肉トレーニングを続けている。彼は痛みを抱えたままプレーを続けることも可能だが、そうすると怪我をさらに悪化させる可能性もある。 彼はチームのトレーナーと共にトレーニングを続け、肩の様子を見続けるそうだ。 「肩の脱臼は、通常1ヶ月程度の回復期間が必要と言われている。だが、俺にはそんな時間の余裕はない。だから、俺は痛みを押してプレーするつもりだ」

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