現地3月30日、ロサンゼルス・レイカーズのマジック・ジョンソン球団社長とロブ・ペリンカGM(ゼネラルマネージャー)が以下のような声明文を発表した。 「チームの医師とメディカル・スタッフによる診断結果を受け、我々は今シーズンの残り試合にレブロン・ジェームズを出場させないことを決めた。これにより、彼が痛めている脚の付け根は完治するだろう。これは、レブロンとチームの双方にとって最善の判断だ」 ジェームズは、ニューオリンズとオクラホマシティで行われるアウェイ2連戦に帯同するそうだ。 34勝42敗(同30日現在)のレイカーズは、今シーズンのレギュラーシーズン・ゲームをあと8試合残している。 2003年のNBAドラフト1巡目全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに入団して以降の16シーズンで、ジェームズは今シーズンほどの長期離脱を経験したことがなかった。昨年のクリスマスゲームの試合中に負傷したジェームズは、それから17試合後の同1月31日に復帰したが、チームをプレーオフ戦線に導くことはできなかった。 ジェームズがプレーオフに進出できないのは、プロ入り2年目の2005年以来だ。彼は、直近の8年連続でNBAファイナルに進出していた。 ジェームズは、レイカーズ移籍1年目の今シーズンは55試合に出場し、1試合平均27.4得点、8.5リバウンド、8.3アシストを記録した。