ニューヨーク・ニックスのフランク・ニリキナが、脚の付け根の怪我により今シーズンの残り試合を全休することが分かった。2017年のNBAドラフト1巡目全体8位指名を受けたニリキナにとっては、不完全燃焼な2年目の終わり方だ。 ニリキナは、現地3月24日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で約2ヶ月ぶりに復帰したが、痛みが悪化したため試合途中でコートを後にしていた。同29日、ニックスはチームのメディカル・スタッフによる診察結果を発表し、ニリキナが今シーズンの残り試合を全休することが確定した。 今シーズン、ニリキナは43試合に出場し、1試合平均5.7得点を記録した。彼は、フィル・ジャクソン元球団社長がニックス時代に最後にドラフトした選手だ。 ニリキナはベルギー生まれだが、3歳の時にフランスに移住したため国際試合ではフランス代表チームの一員としてプレーしている。NBA入りする前の2015年から2017年までフランスのプロチームでプレーした経験を持っているニリキナだが、オフェンス面に問題があるため、なかなかローテーション入りできない苦しい日々を送っている。