メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントは初めてオールスターのスターターに選出されるなど、NBA3年目で大きな飛躍を遂げている。成長著しい22歳は、『GQ』のインタビューで食生活の変化について語った。 2019年のドラフト全体2位指名でグリズリーズに入団したモラントは、ルーキーイヤーから司令塔兼エースに定着。鳴り物入りでNBA入りしたザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)を抑えて新人王に輝くと、2年目には平均19.1得点、7.4アシストと成績を伸ばした。 迎えた3年目の今季は得点力を大きく伸ばし、リーグ5位の平均26.5得点をマーク。チームもフェニックス・サンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズに次ぐカンファレンス3位(39勝18敗)の好位置につけ、プレイオフ進出も射程圏内としている。 モラントは好調の要因について、「誰が出ても、フロアのすべての選手から同じエネルギーと努力を得られる」と、チームの総合力を挙げた。自身はシュート改善とウェイトアップに集中したとともに、食事によるメンテナンスも大きく影響しているようだ。 「ちゃんと食べている。節制するのではなく、両親の作る料理を食べている。お母さんが作るスパゲッティとラザニア、チキンアルフレッド、あとはお父さんの手羽先、バーベキューリブ、ベイクドビーンズが好きだね。試合前後のマッサージやストレッチも徹底している」 モラントがこのまま好調をキープできれば、グリズリーズのポストシーズンでの躍進も期待できそうだ。