英雄ケビン・ガーネット、リングを支える柱のサポートに頭をぶつける試合前のルーティンを回顧

ケビン・ガーネットと言えば、通算2万6071得点(歴代21位)、1万4662リバウンド(同10位)、5445アシスト(同52位)、1859スティール(同19位)、2037ブロック(同20位)を誇る殿堂入り選手だ。ボストン・セルティックス時代の2008年にはリーグ優勝も果たしている万能パワーフォワードが、当時のルーティンについて語った。『Boston.com』のトム・ウェスターホルム記者が伝えている。 高卒選手として1995年に鳴り物入りでNBAキャリアをスタートさせたガーネットは、ミネソタ・ティンバーウルブズで12年間プレイしたのち、2007年夏に1対5(+ドラフト1巡目指名権×2)の電撃トレードでセルティックスへ移籍。ポール・ピアース、レイ・アレンとビッグ3を形成し、リーグを席巻した。 2013-14シーズンにブルックリン・ネッツへ移籍し、引退前には古巣ウルブズに復帰することになるが、セルティックスでの6シーズンがガーネットにとって特別なものだったのは間違いない。そして、当時は試合前に滑り止めのパウダーを宙に撒くだけでなく、観客に向かって胸を叩き、リングを支える柱のサポートに頭をぶつけるのがルーティンだった。 「俺の心がそこにあると伝えたかった」 胸を叩く仕草の意図を語ったガーネットは、リングを支える柱のサポートに頭をぶつけることに関しては、そこから見える永久欠番とフランチャイズが獲得したタイトルのバナーを一望して、モチベーションを高めていたという。 「それが俺の原動力だった。ボストンで記憶に残る選手になりたかった。毎晩、毎朝練習して、バナーを見上げて、ゲームでなんでもやってやると気合いを入れていた。ボストンに来た初期、ラリー・バードがファンの前でプレイするのが好きだった理由は、ファンを騙して戦うことはできなかったからだと聞いた。彼らは選手がハードにプレイしていることを知っていた。ファンが力を与えてくれる存在だった。コートに入って、クールに、落ち着き払いたくなかった。自分をコントロールしつつ、刺激が欲しかった。ゲームに勝ちたかった。それを対戦する相手にも知らしめたかったし、ファンは共感してくれたと思う」 ガーネットがエモーショナルで闘争心あふれるファイターだったことは、今の多くのファンの心に刻まれていることだろう。

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