2021-22シーズンの前半戦MIPは? 米記者2人はグリズリーズから2選手をセレクト

NBAの2021-22シーズンも折り返し地点を迎え、これから後半戦に向かう。『NBC Sports』では、記者2人が自身の考える前半戦MIP(最も進歩した選手)を選出している。 カリフォルニア州在住で『NBC Sports.com』の編集長も務めるカート・ヘリン記者が挙げたのは、メンフィス・グリズリーズの2年目デズモンド・ベインだ。 2020年ドラフト全体30位でボストン・セルティックスから指名され、トレードでグリズリーズに加入したベインは、ルーキーイヤーは主にベンチスタートで68試合に出場して平均9.2得点、3ポイント成功率43.2%をマーク。そして、迎えた2年目の今季は44試合に先発してチーム3位の平均17.5得点、4.5リバウンド、2.4アシスト、3ポイント成功率42.0%の成績を残している。 ヘリン記者は「基本、私は2年目(あるいは3年目)の選手がこの賞を獲得することに少し違和感がある。成長曲線を描く過程にいるからだ」としつつ、ベインが“例外的な存在”である理由を説明している。 「ただ、ベインはその度合いがずば抜けている。攻撃面で多くの役割を引き受け、USG%(コート上にいる時にどれだけ当該選手を使ってプレイしたか)で16.1%から22.9%に上昇した。同時に、負担が増えたにもかかわらず、各シュート成功率は軒並みキープしている。3ポイント成功数128本はリーグ4位タイ。彼はグリズリーズのスピリッツの中心部でもある」 ヘリン記者はそのほかの候補として、デジャンテ・マレー(サンアントニオ・スパーズ)、ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)、マイルズ・ブリッジ(シャーロット・ホーネッツ)、ジョーダン・プール(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、コール・アンソニー(オーランド・マジック)の名前を挙げた。 一方、ミシガン州在住のダン・フェルドマン記者が推薦したのが、ベインの同僚でもあるグリズリーズの3年目ジャ・モラントだ。モラントはエースとして今季、リーグ13位の平均24.4得点、5.8リバウンド、6.8アシスト、1.3スティールと成績を伸ばし、一時はMVPレースの候補にも挙がったほどだった。 「モラントはスターダムではなく、スーパースターダムの世界に飛び込んでいる。距離のあるシュートに磨きをかけ、攻撃をコントロールし、守備も強化した。これはモラントがマジックのコール・アンソニーを上回っていることを意味する。スターダムに上り詰めるのはとても難しい」 オールスターのファン投票第2回途中結果でルカ・ドンチッチを抑え、ウェストのガード部門2位にランクインしており、リーグを代表する選手の1人になりつつある。

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