ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが『UNINTERRUPTED』で、自身が考える“NBA史上ベスト5”を選出。その顔触れがファンの間でも注目を集めている。 2012年のドラフト2巡目35位でNBA入りしたグリーンは、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が就任した3年目の14-15シーズンからスタメンに完全定着。それとともに、ウォリアーズは同年から5年連続でファイナルに進出し、15年、17年、18年にリーグ優勝を果たした。 スティール王、最優秀守備選手賞、オールディフェンシブ1stチームなどにも輝き、リーグ屈指のオールラウンダーとして知られるグリーンは、『UNINTERRUPTED』の企画で自身が考える“NBA史上ベスト5”を答えている。 「MJ、ブロン、コービー……。ちなみに、ウィルト・チェンバレンのように自分の時代ではない選手はここでは挙げない。ウィルト・チェンバレンのプレイは(実際に)見ていないからね。あとはマジック、そしてステフだ」 グリーンが挙げたのは、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、コービー・ブライアント、マジック・ジョンソン、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)の5人だ。この選出には、ファンから「カリームはトップ5に入るべきだった」と名センターのカリーム・アブドゥル・ジャバーが外れたことに、多くの指摘が寄せられた。ただ、1969~1989年にプレイしたジャバーは、1990年に生まれたグリーンにとっては“プレイを見たことがない選手”であり、その影響が大きいかもしれない。 一方、同僚のカリーはこの手の企画で歴代トップ5から外れることも多いが、通算3ポイント成功数でレイ・アレンを抜いて歴代トップに立ち、ロングレンジ3ポイントなどで“現代バスケを変えた男”とも言われるだけに、グリーンの意見は妥当とも捉えられるだろう。 ちなみに、グリーンは史上最高のディフェンシブプレイヤー5人には、ゲイリー・ペイトン、トニー・アレン、ベン・ウォーレス、デニス・ロッドマン、そして自分を選出していた。