怪我の影響でデンバー・ナゲッツでのデビューが大きく遅れたアイザイア・トーマスが、早くもローテーションから外れることになりそうだ。 現地3月12日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦にトーマスが出場しなかった理由について聞かれたナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「彼と話し合って決めたことだ。IT(トーマス)との会話の内容は明かせないが、簡単な話ではなかったことは確かだ。だが、それが私の仕事だ。アイザイアはプロフェッショナルだし、試合に集中してチームメイトをサポートしてきた」と語った。 Denver Postのショーン・キーラー記者によると、サクラメント・キングス時代にもトーマスを指揮したことがあるマローンHCは、トーマスのプレーに問題がある訳ではないと話しているそうだ。 「これはアイザイアの問題ではない。個人のプレーに関することではないんだ。チームにとって何がベストか考えた結果、私は8人でローテーションを回すことを決意したんだ」 わずか2シーズン前にはリーグ3位の平均得点(1試合平均28.9得点)を記録していたトーマスだが、ナゲッツに移籍した今シーズンは9試合で平均8.6得点、1.3リバウンド、1.3アシスト、フィールドゴール成功率37.3%という成績に終わっている。