ブレイザーズ、“第2の男”CJ・マッカラムのトレードには現時点で消極的 米記者指摘「他チームが基準を満たしていない」

ポートランド・トレイルブレイザーズは今オフにチャンシー・ビラップス新HC(ヘッドコーチ)を迎え、来たる2021-22シーズンは新たなスタートを切る。エースのデイミアン・リラードはトレードの要求こそしていないものの、チームに補強を期待するコメントを残しており、動向が注目されている。ただ、“第2の男”であるCJ・マッカラムに関しては、現状では積極的に売りには出していないようだ。『The Athletic』のジェイソン・クイック記者が伝えている。 ブレイザーズは2015-16シーズンからリラードとマッカラムの二枚看板体制で、20-21シーズンも含めてプレイオフに連続出場。18-19シーズンにはカンファレンス決勝まで勝ち上がったが、この間に1回戦負けも4回経験している。 スーパーサブだったカーメロ・アンソニーのロサンゼルス・レイカーズ移籍が決まり、優勝を目指すうえでは新たな戦力を必要としている状況。アンタッチャブルな存在のリラードを除けば、トレードの可能性を検討するのも選択肢の一つだが、クイック記者によれば、マッカラムの放出は現時点で具体的な話はないという。 「タレントを獲得するための、明確かつ一番の近道は、CJ・マッカラムをトレードすることだ。彼の3080万ドル(約34億円)の年俸は、有能な選手を1人、あるいは複数獲得できるだけでなく、チームにはシューティングガードのノーマン・パウエルがすでにいる。つまり、ブレイザーズはスモールフォワード、パワーフォワードの強化を検討できるということだ」 「しかし、ブレイザーズは積極的にマッカラムを売りには出していないようだ。ほかのチームのマッカラム評に納得していないのか、(バスケットボール運営部門社長の)ニール・オルシェイが彼にこだわっているためなのか、それは分からない。しかし、耳にする一般論では、来たるシーズン中に、“見た目”を変えるためにマッカラムを放出することはないというものだ。トレードはチームをより良くする必要があり、今のところほかのチームがその基準を満たしていない」 マッカラムは日本時間8月8日(現地7日)、クリス・ポール(フェニックス・サンズ)の後任としてNBA選手会の会長に選出されたばかり。2020-21シーズンも平均23.1得点を挙げており、引き続きブレイザーズでプレイすることになるのか、注目が集まる。

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