アーロン・ベインズ、深刻な首の神経損傷で2021-22シーズン全休の可能性が浮上

オーストラリア代表の一員として東京五輪に参加していたアーロン・ベインズは、大会期間中に痛めた首の神経損傷が発覚し、2021-22シーズンを全休する可能性があるという。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えた。 オーストラリアは東京五輪で初の銅メダルを獲得したが、表彰式にベインズの姿はなかった。ベインズは7月25日に行われたグループリーグ初戦のナイジェリア戦、続くイタリア戦と先発出場し、イタリア戦では14得点、7リバウンドと活躍したが、後半に首を痛めたなかでプレイしていた。その後、バスルームで転倒してしまい、首の状態が悪化。グループリーグの残り試合、決勝トーナメントには出場しなかった。 シャラニア記者によると、初期診断よりもベインズの首は神経損傷の度合いがひどく、病院で過ごすことを余儀なくされているとのこと。最悪の場合、2021-22シーズン全休の可能性さえあるという。 34歳のベインズはNBA9年目の2020-21シーズン、日本代表の渡邊雄太と同じトロント・ラプターズでプレイ。53試合に出場し、平均6.1得点、5.2リバウンドという成績だったが、21-22シーズンに740万ドル(約8億2000万円)の契約を残していたなかで8月5日(現地4日)にウェイブされた。今オフには無制限FA(フリーエージェント)として他チームへの移籍が見込まれていたものの、この故障で去就にも影響が出そうだ。

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