先日までNBL(オーストラリアのプロバスケットボール・リーグ)でプレーしていたセンターのアンドリュー・ボーガットが、ゴールデンステイト・ウォリアーズと正式に契約した。複数のリポートによると、今回の契約は1年のミニマム契約と見られている。 The Athleticのシャムス・シャラニア記者によると、ウォリアーズとアンドリュー・ボーガットがNBLとNBAから移籍に関する許可状を受け取ったとのことにより、ボーガットはウォリアーズと1年契約を結ぶことが可能になったそうだ。ボーガットは、2012年から2016年までウォリアーズでプレーしていた。 2005年のNBAドラフト1巡目全体1位指名でミルウォーキー・バックスに入団したボーガットは、これまでのキャリアで1試合平均9.8得点、8.7リバウンド、1.5ブロックを記録している。彼は、2015年にウォリアーズが優勝した時の主力メンバーで、2016年のNBAファイナル進出にも貢献している。クリーブランド・キャバリアーズと対戦した2016年のNBAファイナルでは、ボーガットは膝の怪我により最後の2試合を欠場している。 2017-18シーズンをロサンゼルス・レイカーズでプレーしたボーガットは、昨年4月にNBLのシドニー・キングスと契約し、今シーズンのNBLのシーズンMVPと最優秀守備選手賞をダブル受賞した。ボーガットがキングスと結んだ2年契約の中には、「たとえNBAのチームから声がかかっても、アメリカには戻らない」という条項が含まれていた。 2018年1月にレイカーズから解雇されたボーガットは、フリーエージェントとしてその年のプレーオフチームと契約することも可能だった。しかし、彼は故郷のオーストラリアに残ることを選択し、2018-19シーズンに再びNBAに復帰する予定であることを発表した。その時、彼は自身のツイッターで「現在、妻が2人目の子供を妊娠中だが、今回の出産は彼女にとって非常にリスクが高く、国外に出られる状態ではない」という事情も明らかにしていた。 2017年9月にレイカーズと契約したボーガットは、昨シーズンは23試合に出場し(うち5試合に先発)、1試合平均1.6得点、3.4リバウンドを記録した。彼は2016-17シーズンの後半にキャバリアーズと契約したが、初出場した試合で1分も経たない間に左足を骨折し、すぐに解雇された。 ボーガットは、2005年のプロ入りから2012年までの7年間をバックスでプレーした後、モンタ・エリスとの交換でウォリアーズにトレードされた