NBAファイナル進出を逃したクリッパーズのポール・ジョージ、カワイ・レナード不在を悔やむ「状況は大きく変わっていたはず」

ロサンゼルス・クリッパーズは、日本時間7月1日(現地6月30日)に開催されたフェニックス・サンズとのウェスタン・カンファレンス決勝第6戦に103-130で敗れ、プレイオフ敗退となった。 エースのカワイ・レナードを筆頭に、イビツァ・ズバッツ、サージ・イバカと主力3人が不在のなか粘りを見せたクリッパーズだったが、最後は41得点を挙げたクリス・ポールの支配力、そしてサンズの総合力に屈した。満身創痍のチームを牽引したポール・ジョージは、レナードさえ怪我をしていなければ違う結果になっていただろうと悔しさを口にした。試合後の言葉を『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者が紹介している。 「(レナードがいれば)まだ僕らの戦いは続いていたはずだよ。この状況は大きく変わっていたはずだ。リーグ最高峰の選手だからね。それでも僕らはあと少しのところまで来ていた」 レナードはユタ・ジャズとのカンファレンス準決勝第4戦で右ひざを負傷し、それ以降は戦列を離脱。サンズとのシリーズは敗れた4試合のうち3試合が6点差だっただけに、今プレイオフで平均30.4得点を記録していたエース不在をジョージは嘆いた。 それでもジョージは、「“たられば”であることは間違いない。事実としては、勝つには僕らの働きが十分でなかったということ。それがここを去る事になった要因だ」と敗北を認めた。その上で、来季はさらにレベルアップすることを誓っている。 「また(優勝には)届かなかった。それでもチームとして成し遂げたことは誇りに思う。何かを証明するためではなく、リーダーとしてチームをここまで引っ張った。繰り返すが届かなかった。自分の実力が至らなかった。まだ成長できる余地がある。振り返って活かそうと思う」

サンズ対クリッパーズ第6戦:ハイライト

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