ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、日本時間6月30日(現地29日)に行なわれたアトランタ・ホークスとのプレイオフ・カンファレンス決勝第4戦で左膝を負傷した。 バックスが52-62と10点差を追いかけていた第3クォーター残り約7分の場面、アデトクンボは相手のアリウープを封じようとジャンプしたが、空中で相手選手と接触したことでバランスを崩し、着地の際に左膝を痛めてしまった。その後しばらくは苦悶の表情でコートに横たわっていたが、チームメイトである兄タナシスの助けもかりて立ち上がり、最後は自分の足で歩いてロッカールームへ下がった。 その場面を画面越しで見ていたであろう多くのNBA選手たちが、アデトクンボを気遣うメッセージをツイッターに投稿している。 アデトクンボは離脱するまで24分プレイし、14点、8リバウンド、3アシスト、1ブロックを記録していた。 なお、試合はホークスが逃げ切り110-88で勝利し、シリーズを2勝2敗のタイに戻している。ホークスも司令塔トレイ・ヤングを欠く中、代わって先発したルー・ウィリアムズが21点、5リバウンド、8アシストを記録。チーム全体でもFG成功率50.6%と、バックスの数字(39.3%)を大幅に上回った。 とりわけアデトクンボが離脱した第3クォーターの残り7分14秒では、25-10とバックスを圧倒。リバウンドも10-1と制空権を支配した。 第5戦は7月2日(同1日)にバックスの本拠地ファイサーブ・フォーラムで開催される。