日本時間6月29日(現地28日)、フェニックス・サンズはロサンゼルス・クリッパーズとのウェスタン・カンファレンス決勝第5戦に102-116で敗れた。勝てればNBAファイナル進出となる一戦だったが、待望の瞬間は次戦へと持ち越された。 サンズにとって第1クォーターに26-36とクリッパーズにスタートダッシュに許したことが敗因の一つとなったが、サンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)はチームのメンタリティに注文をつけた。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者がその言葉を伝えている。 「我々の試合への入り方は許されるものではなかった。軽い気持ちで入った我々に対し、彼らは死ぬ気で戦った。我々も死ぬ気を見せる必要がある。シリーズでリードしているからと言って、勝利が手渡されるわけではない。次戦は良くなるはずだよ。敗れたことで変わるはずだ」 エースのデビン・ブッカーも指揮官と同じ気持ちだ。「全ては僕らの責任」とチームとして一貫性を欠いていたと反省。「簡単に彼ら(クリッパーズ)は諦めない。だから最初から最後まで集中しなければいけない」と、この敗戦から学んだことを次戦で活かすと誓った。 シリーズ第6戦は、7月1日(同6月30日)にクリッパーズの本拠地ステイプルズ・センターで開催される。サンズは1993年以来となるNBAファイナル進出を敵地で決められるか。