日本時間6月23日(現地22日)、NBAドラフト2021の指名権のうち上位14位までを決めるNBAドラフトロッタリー2021が行なわれた。抽選の結果、デトロイト・ピストンズが全体1位指名権を獲得した。ドラフトは7月30日(同29日)に開催される。 ピストンズはヒューストン・ロケッツと並び、1位指名権を獲得する確率は14.0%だった。『ESPN Stats & Info』によると、ピストンズが1位指名権を獲得したのはジミー・ウォーカーを指名した1967年、ボブ・レイニアを指名した1970年以来、51年ぶりだったという。また、ピストンズにとっては2003年にダーコ・ミリチッチを指名した時以来の高順位である。 ピストンズのトロイ・ウィーバーGM(ゼネラルマネージャー)は、ロッタリーにチームOBのベン・ウォーレスが参加したことについて、「彼の名前が頭に浮かんだんだ。彼は我々が表現したいすべての典型的な存在だから」と語った。また、1位指名権獲得については、「これで新たなウィングの選手を加えることができる」と喜んだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ピストンズはオクラホマ州立大のガード、ケイド・カニングハムを指名すると予想されている。 ロッタリーの結果は以下の通り。 1位:デトロイト・ピストンズ 2位:ヒューストン・ロケッツ 3位:クリーブランド・キャバリアーズ 4位:トロント・ラプターズ 5位:オーランド・マジック 6位:オクラホマシティ・サンダー 7位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズから獲得) 8位:オーランド・マジック(シカゴ・ブルズから獲得) 9位:サクラメント・キングス 10位:ニューオーリンズ・ペリカンズ 11位:シャーロット・ホーネッツ 12位:サンアントニオ・スパーズ 13位:インディアナ・ペイサーズ 14位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ