レイカーズのレブロン・ジェームズ、「こうなることは分かっていた」と怪我人の続出に意見

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、続出する怪我人はシーズンを早期開幕させた影響によるものだと自身の見解を示した。 ジェームズは日本時間6月17日(現地16日)、ツイッターで以下のように綴っている。 「シーズンの開幕時期について、彼ら(リーグ)は僕の意見に耳を傾けなかった。こうなることは分かっていたよ。僕はただ、最終的にNBAの利益となる選手たちの健康を守りたかっただけだ」 新型コロナウイルスの影響により一時中断するなど、昨季はシーズンが長期化。そしてレイカーズが優勝を果たしてから、今季の開幕まではわずか71日間しか空きがなかった。 この異例の日程にかねてより疑問を呈していたジェームズだが、今回ももっと長い期間休養を設けるべきだったと続けている。 「これらの怪我は“バスケではつきもの”というものではない。開幕前に休養が足りなかったせいだ。8人のオールスター選手がプレイオフの試合を欠場し、それは9人になるかもしれない。今はリーグとファンにとって最高に面白い時期なのに、多くの好きな選手を観ることができなくなっている。ファンには申し訳ないと思うし、それぞれの好きな選手のプレイが観れていることを祈るよ」 現在NBAではプレイオフのカンファレンス準決勝が行われているが、右ひざの怪我が発表されたカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)やジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ジェームズ・ハーデンやカイリー・アービング(ともにブルックリン・ネッツ)など、多くのスター選手が怪我に悩まされている。 ジェームズのツイートを受けて、NBAのスポークスマンであるマイク・バスは「怪我の発生率は2019-20シーズンとほぼ同等で、スターター、オールスター級選手の怪我による欠場率も過去3シーズンとほぼ変わりません。怪我は試合における悲しい現実ですが、我々は選手とチームがこのパンデミックのなか、大きな犠牲を払ってプレイしていることを認識しています」と声明を発表した。 今季は例年以上に、選手の健康が優勝を果たすための大きなテーマとなりそうだ。

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