ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが右ひざの負傷で戦列を離れることが分かった。 日本時間6月17日(現地16日)にアップデートされた故障者情報で、クリッパーズはレナードが右ひざの捻挫で同日に予定されるユタ・ジャズとのカンファレンス準決勝第5戦を欠場すると発表した。なお、復帰時期は未定で、同シリーズ残りの試合を欠場する可能性もある。 レナードは、カンファレンス準決勝の第4戦でひざを負傷したと見られている。同試合の第4クォーター残り5分25秒にドライブを仕掛け、ジョー・イングルズからのファウルを受けた際、レナードは顔をしかめ、右ひざを気にする素振りを見せていた。118-104で勝利した試合直後のインタビューでは、「大丈夫だよ」と語っていたが、想定以上に状態は悪かったようだ。 クリッパーズとジャズのカンファレンス準決勝は、ここまで2勝2敗と互いに譲らずの接戦となっている。そんななか、今プレイオフで平均30.4得点、7.7リバウンド、4.4アシスト、2.1スティールとチームを牽引してきた大黒柱の離脱は、チームにとって大きな痛手となる。 レナードは今季レギュラーシーズンで平均24.8得点、6.5リバウンド、5.2アシスト、1.6スティールをマーク。その攻守にわたる活躍からオールNBA 1stチーム、オールディフェンシブ2ndチームに選出されている。