日本時間6月16日(現地15日)、NBAは2020-21シーズンのオールNBAチームのメンバーを発表した。1st~3rdまでの面々は下記の通り。 ■1stチーム G ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ) G ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス) F カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ) F ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス) C 二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ) ■2ndチーム G クリス・ポール(フェニックス・サンズ) G デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ) F レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ) F ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス) C ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers) ■3rdチーム G カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ) G ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ) F ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート) F ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ) C ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ) 3年連続1stチーム入りのアデトクンボは唯一、全員から1stチーム票を獲得した。今季MVPのヨキッチは99人、今季得点王のカリーは98人から1stチーム票を投じられている。2年連続1stチーム入りとなったドンチッチは、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)以来となるキャリア最初の3年で2度の選出、そして史上4人目となる23歳以下で複数回選出という快挙を成し遂げている。 ジェームズがオールNBAチームに選出されるのは17年連続。ポールは通算10度目のオールNBAチーム入りとなった。なお、ランドルとビールはキャリア初のオールNBAチーム入りを果たした。 投票では1stチームに選出された選手に5ポイント、2ndチームに選出された選手に3ポイント、3rdチームに選出された選手に1ポイントが与えられる仕組みとなっている。投票者はガード2名、フォワード2名、センター1名を1stチーム、2ndチーム、3rdチーム分、計15名選んで投票する。 なお、ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ/リーグ1位/シーズン平均26.4点)とデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ/リーグ2位/シーズン平均25.6点)は、活躍が目立っていたにも関わらずオールNBAチームから漏れている。『ESPN Stats & Info』によると、所属チームがリーグトップ2以内で平均25点以上を挙げた選手がオールNBAチームに選出されなかったのは、1971-72シーズンのゲイル・グッドリッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)以来だという。