フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズとのプレイオフ1回戦第5戦を欠場するかもしれない。エンビードは日本時間6月1日(現地5月31日)に行われたシリーズ第4戦の第1クォーターに右膝を負傷。試合を途中退場していた。 『AP通信』によれば、同日にエンビードはMRI検査を実施。翌2日(同1日)には欠場の可能性が2番目に高い「Doubtful」の状態だと、76ersのチームリポーターであるローレン・ローゼン氏が発表した。3日(同2日)に予定される第5戦の出場可否は当日判断となるようだが、現時点では欠場が濃厚と見られている。 イースト第1シードの76ersと第8シードのウィザーズによるプレイオフ1回戦は、ここまで3勝1敗で76ersがリード。第5戦で76ersが勝利すれば、カンファレンス準決勝進出が決定する。しかし、レギュラーシーズンMVPの候補に挙がるエンビードが欠場することになれば、ウィザーズにとっては巻き返しのチャンスとなる。 エンビードは負傷した第4戦を除いた今シリーズ3試合で、平均28.0分、29.3得点、7.0リバウンド、2.7アシスト、FG成功率67.4%を記録していた。