日本時間5月24日(現地23日)に行われたウェスト第2シードのフェニックス・サンズと、第7シードのロサンゼルス・レイカーズによるプレイオフ1回戦初戦で、サンズのクリス・ポールが右肩を負傷した。 ポールが負傷したのは、第2クォーター残り9分24秒の場面だ。ポールはレイカーズのテイレン・ホートン・タッカーがレイアップをミスしてそのリバウンドを取りに行った際、後方からプットバックでのレイアップを決めたレブロン・ジェームズと接触。そこでバランスを崩すと味方のキャメロン・ジョンソンの右腕と自身の頭がぶつかり、その衝撃を受けて右肩を抱えながらコートに倒れ込んだ。 一度ロッカールームに戻り状態が心配されたポールだったが、前半残り5分32秒にコートに復帰。最終的に36分プレイしたポールは、7得点、4リバウンド、8アシストを記録した。怪我により本来の調子ではなかったが、第4クォーターにレイカーズのランを止めるジャンプショットを決めるなど、99-90で勝利したサンズに貢献した。 『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者によれば、サンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)はポールについて、「彼とは少し話したが、大丈夫だと言っていた。痛みは残っていたようだが、彼のプレイで我々は勢いづいた」とコメント。シリーズの趨勢を左右するだけに肩の状態は気がかりだが、ポール本人もシリーズ第2戦に出場する意思を示しているという。 注目の第2戦は26日(同25日)に開催される。