日本時間5月21日(現地20日)、キャピタル・ワン・アリーナでワシントン・ウィザーズとインディアナ・ペイサーズによるプレイオフ第8シードを争う一戦が行なわれた。先発出場したウィザーズの八村塁は、25分出場して18点(フィールドゴール6/8、3ポイント2/3、フリースロー4/4)、4リバウンド、2アシストを記録。試合はウィザーズが142-115で勝利して、チームとしては2017-18シーズン以来3年ぶり、八村としては自身初のプレイオフ進出を決めた。 第1クォーターこそ僅差の争いとなったが、そこからウィザーズが一気に引き離す。第2クォーターで36-23、第3クォーターで48-31と大差をつけると、終盤は主力をベンチに下げる余裕もあった。FG成功率が58.1%(54/93)、3ポイント成功率が50.0%(14/28)と、ウィザーズはいずれも高い数値を記録している。 選手別に見ると、ラッセル・ウェストブルックが18点、8リバウンド、15アシストを記録したが、出場時間は33分にとどまっている。ブラッドリー・ビールも28分でチームハイの25点と、短い時間でしっかり仕事をこなした。そのほか、ダニエル・ギャフォードが15点、13リバウンド、イシュ・スミスが8点、6アシスト、ダービス・ベルターンスが3ポイント2本を含む9点と、ベンチ陣も奮闘した。 ペイサーズはドマンタス・サボニスが19点、11リバウンド、10アシストと獅子奮迅の活躍を見せるも、チーム全体でFG成功率41.0%(41/100)と停滞。リバウンドでも40-52、ペイントの得点でも40-72と大差をつけられた。キャリス・ルバート(健康・安全プロトコル)、マイルズ・ターナー(右脚)、TJ・ウォーレン(左脚)、ジェレミー・ラム(左膝)と多くの主力が不在だった影響が大きく出てしまった。 勝利したウィザーズは、第1シードのフィラデルフィア・76ersとの1回戦に臨む。初戦は24日(同23日)に行なわれる。