ステフィン・カリーとバラク・オバマ前米大統領がマイノリティーの少年たちにメッセージ

現地2月19日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとバラク・オバマ前アメリカ大統領が、マイノリティーの少年たちにメッセージを送った。 2012年に17歳のトレイボン・マーティン氏が銃殺された事件を受け、オバマ前大統領は5年前に『My Brother's Keeper(MBK)』という取り組みを始めた。その黒人の少年の死は、人種差別反対運動に火をつけたのだ。 MBKは、黒人、ラテン系民族、ネイティブ・アメリカンといったマイノリティーの少年たちが社会的に平等な機会を得られるようにと、地域のコミュニティーに呼びかけ続けている。オバマ財団の一事業であるMBKが初めて開催した全国集会には、約100名の少年たちが集まった。その集会で、オバマ前大統領は少年たちに以下のように語りかけた。 「君たちは我々にとって大切な存在だ。我々は、いつだって君たちのことを気にかけている。我々は君たちを信じているんだ。君たちは、他の人々と同じように、前に進むためのチャンスを持っているんだ」 ステージに現れたカリーとオバマ前大統領は、ジョークを交えつつ約1時間に渡って少年たちの質問に答えた。2人は、自分たちも10代の頃は自信が無く、何の目標も無く生きていたと明かした。 また、自身も母子家庭で育った過去を持つオバマ前大統領は、シングルマザーを讃えるとともに、良き指導者を見つけ、他者を導くことの重要性を説いた。 オバマ前大統領のスピーチに加わったカリーは、チームワークの大切さについて以下のように語っている。 「俺たちがコート上で享受している喜びは、他の何にも代え難いものなんだ。たった1人の力だけで、偉大なことを成し遂げることは決してできないからね」 少年から「一人前の男になるには、どうすれば良いですか」と聞かれたオバマ前大統領は、以下のようなコメントをして少年たちとカリーを爆笑させた。彼は「一人前の男とは、良い人間のことだ。良い人間とは、責任感があり、信頼でき、勤勉で、慈悲深い人間になるということだ」と説明した。さらに彼は、「一人前の男とは、ラップやヒップホップの曲に登場するような生き方はしない」とコメントした。 「もし君が自分のセクシャリティーに自信を持っているなら、自分の周りで8人の女性を踊らせるようなことはしない。私は、かけがえのない1人の女性と共に生きている。彼女と一緒にいると凄く幸せになれるし、なによりも彼女はとても強い女性なんだ」

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